「SS級認定眼鏡士」取得しました!

SS級認定眼鏡士を取得しました。

教科書など

認定眼鏡士とは?

簡単に言うと日本眼鏡技術者協会(眼鏡関連では唯一の内閣総理大臣認定の公益社団法人)から適切な視力測定やレンズ選定、フィッティング調整などの知識、技術を審査認定された技術者ということになります。

※以下、公益社団法人 日本眼鏡技術者協会Websiteより抜粋

安心を提供できるスペシャリスト

メガネは、単によく見えるとかお洒落だけではなく、使用し続けても疲れず快適・・・など様々な条件が融合してこそ、視生活を守る大切な道具となります。
それだけに適切な視力測定、使用目的やライフスタイルにあったレンズ選定、フレーム選び、フイッティング調整、レンズレイアウトなど専門的で複雑な技術が必要となります。
しかし、一般の方々がその技術レベルを判断することは容易ではありません。
そこでメガネ販売にたずさわる人の知識や技術を審査認定し、一般の方々にわかりやすくしたのが公益社団法人 日本眼鏡技術者協会による「認定眼鏡士制度」です。

※抜粋終わり

S,SS,SSSと等級が設けられSが多いほどモンスターなわけです。

メガネをつくる上での最低限の知識や経験は有しておりますので、ひとつのものさしにはなると思います。

講習会を受講し常に知識をアップデートすることも義務になっています。

全国の認定眼鏡士がいる店舗のURL貼っておきます。
https://megane-joa.or.jp/roster/

欧米先進国では眼鏡店は国家資格がないと開業できません。

日本の眼鏡店は特に資格がなくても開業できます。

そのため「どこで購入しても安心」とはとても言い切れない現状があります。会社組織単位での考えも色々ですし、たまに社内でつくった資格制度なども見かけますので消費者にとって技術レベルを見分けるってのは非常に分かりづらい事になってます、この業界。

後に詳しく書きますが、現段階での眼鏡関連唯一の資格が民間の認定眼鏡士制度な訳です。

実は眼鏡は誰がつくっても同じにはなりません。視力測定、レンズ選び、フレーム選び、フィッティング、レンズレイアウト、加工。これら全てが繋がっていて複合的に絡み、見え方をつくります。

それが私達の仕事の本質です。

今後も日々精進してまいります。

自分の話を少し。自分は眼鏡店で20年程。

数年前、古い眼鏡店を継いだタイミングでいい出会いも重なり眼鏡を一から学びなおしたいと思い、東京眼鏡専門学校に通いました。40半ばの学生生活でした。

実務経験5年、通信教育を2年、試験に合格でS級認定眼鏡士取得。その後SS級認定眼鏡士進級試験を受験して合格でSS級認定眼鏡士取得という流れです。

こちらが東京眼鏡専門学校です。

東京眼鏡専門学校

業界の立派な先輩方も多く輩出しています。

メガネの染谷は私の祖父が創業。2代目が私の伯父。3代目が私になります。

仕事を一から教わった2代目は当時、世田谷区の上馬にあった現東京眼鏡専門学校、第一期生です。

当時は日本眼鏡光学士という資格制度があったようですね。

そして、その当時(昭和40年代頃?)から既に話はあったという「メガネ屋の国家資格」が今年からついにはじまります。

「眼鏡作製技能士」という名称で1級、2級が設けられます。

日本眼鏡技術者協会は、職業能力開発促進法 第47条第1項の規定に基づき、技能検定職種のひとつとして、2021年8月13日、厚生労働大臣から眼鏡作製職種の指定試験機関に指定されました。

本年度から日本眼鏡技術者協会による「認定眼鏡士制度」は、国家検定資格「眼鏡作製技能士」に移行します。

私も受けます。テキストは想像より分厚かったですw

眼鏡作製技能士テキスト

公益社団法人 日本眼鏡技術者協会
https://megane-joa.or.jp/

眼鏡技術者の国家検定資格「眼鏡作製技能士」
https://www.megane-joa.jp/